生活スタイルの多様化に伴い、海外への移住を検討している人も増えてきています。海外への引越しを考えた場合、気になるのはその費用。日本から海外へ引越す際は、国内の引越しの時よりかなり高額の費用が掛かります。
海外引越しにかかる費用について
国内の引越しの場合、必ずかかる費用としては「荷物の運搬に関わる費用」が挙げられます。運送会社に頼む場合は運送費がかかりますし、自分で車などを用意し運ぶとしても、ガソリン代や高速代などがかかります。引越し業者に依頼する場合は、業者に支払う手数料や人件費がかかりますね。
海外への引越しの際、行き先の国によっては、上記に加え「関税」が発生します。特に電化製品を海外へ運ぶ場合、売り物でなくても関税がかかる場合が多くあります。関税の税率は国によって異なります。例えば中国に電化製品を持ち込む場合、製品の金額の20%~30%ほどの関税がかかります。ベトナムやインドネシアなどでも、「自国の産業を守る」という名目で、持ち込む家具や家電に関税を課しています。海外への引越しは、国内の引越しに比べて荷物の運送に関わる費用も高額である上に、このような費用がかかるのです。このように考えると、海外引越しの際に高額の費用が必要である理由がわかりますね。
海外引越しを安くする方法はないの?
海外引越しには、どうしても国内の引越しの時より高額の費用が掛かります。とはいえ、少しではありますが、費用を抑える方法もあります。ここからは、海外引越しの費用を少しでも抑えるための方法をお伝えしていきます。
・繁忙期を避ける
引越しを業者に依頼する場合、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、夏休みシーズンなどの繁忙期はできるだけ避けましょう。長期休暇の時期は、引越しを考える人が多いため、引越し業者が非常に混み合います。そのため、平常時より費用が高額になる傾向があります。また、週末なども「ウィークエンド料金」として引越し費用を値上げする業者もあるため、なるべく避けるか、ウィークエンド料金を設定していない業者を選ぶと良いでしょう。
・荷物を減らす
海外へ引越す際、最も費用の割合が高いのは、運搬に関わる部分です。荷物を減らせば、輸送費なども安くなり、関税にかかる費用も抑えることができます。
海外へ引越す際、「日本で使っていた家具などをなるべく持っていきたい」と考える方は多くいます。しかし、運送の費用などを考えると、家具などは現地で調達する方が現実的です。場合によっては、運送料と、現地で新しく購入した場合で、かかる費用がほとんど変わらないということもあります。また、日本から持っていった家具が、現地の住居の規格に合わないということも考えられます。日本から持っていくものはなるべく最小限にし、現地でも手に入るものはそちらで調達しましょう。
・自分で梱包を行う
引越し業者のプランの中には、梱包資材の準備や梱包作業、荷物のリストアップ、荷運びまで一括で任せられるものもあります。海外へ荷物を運び出す場合には、国内の引越しとは異なる注意点が多くあります。そのため、初めての海外引越しであればこのようなプランを使うのが一般的です。しかしながら、費用を少しでも抑えたいといった場合には、自分で梱包を行うというのも1つの方法です。業者に依頼するのが運搬や運送のみであれば、かなり引越し費用を抑えることができます。
リーズナブルな引越し業者を選ぶのもおすすめ
海外への引越しは、どうしても高額の費用が必要となってきます。しかしながら、中にはリーズナブルな価格設定にこだわった引越し業者もあります。
特に人気なのは、エコノムーブジャパン(https://www.economovejapan.com/index_jpn.htm)という引越し業者です。リーズナブルながら丁寧な対応をしてくれることで有名な引越し業者なので、海外引越しを考えている方なら、耳にしたことがあるかもしれませんね。こちらの業者は、現地で翻訳を挟まないことなどにより、リーズナブルな価格を実現しています。直接的に引越しの質に関わる部分以外でのコストをカットしているので、安いながら安心して引越しを任せることができますよ。少しでも安く海外引越しをしたいと考えている方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。